書店員が教える。レジ誤差を防止するために意識しておきたい5つの場面

書店繁盛への道

レジ誤差。それは、一度発生すると原因追及に時間がかかる煩わしいもの。

書店の方針によりますが、数時間ごとに売り上げ誤差が無いか確認するところもあれば

時間ごとで確認しないところもあります。

内部不正を防ぐためにも、時々の売上チェックが牽制になることは間違いありません。

理想は、複数のレジが稼働していて、時間ごとに売上金を回収し事務所でゆっくり検証することが出来ればいいのですが、そんな余裕のあるお店は少数ではないでしょうか。

営業終了しレジ締めした時に、高額誤差が出ると焦ります。

レシートを探し、これが誤差の原因ではないか考え、

防犯カメラを確認し、お金を受領する時、お釣りを返す時に間違えが無いか

うーむ、どこだろうと呻吟

確認に時間がかかると終電車に間に合わなくなることもあります。

そんなレジ誤差ですが、僕の経験ではかなり減らすことが出来ます。

何故、レジ誤差が起きるのか、勘所を朝礼・夕礼で何度も何度も伝えるのです。

「昨日のレジ誤差は〇〇円でした。皆さん気を付けましょう。」と発表するだけのお店が多いですが

気を付けるという精神論に頼るより

どんな工程で発生しやすいのかを、スタッフに浸透周知させた方が有効なのです。

自己紹介

申し遅れました

私 メカ書店員と申します。

10年以上書店業界にいます。

レジ誤差については、とあるイベントのことが印象深いです。

平均単価1,500円、レジオペ約700回、100万円以上の売上を一人でまわしました。

お札でドロアーが閉まらない、ぐらいの繁盛ぶりでした。が、全く誤差無し達成しました。

どう、すごいでしょ。 はい、じまん話でした。

書店員として経験してきたことは

  • 旗艦店
  • 新店立ち上げ
  • 書店外商
  • 管理職
  • 本部
  • 都会の店舗
  • 田舎の店舗
  • 本のないお店

と様々な場所を経験してきました。

どちらかというと、積極的にレジに入る社員さんでした。

その分、レジ誤差の原因については精通しています。

レジ誤差発生嫌ですよね。出来ればなくしたい、そんな声にお応えして

今回のテーマは レジ誤差防止です。

レジ誤差が起きる場面を考えよう

  • 受け取りのミス
  • 入力のミス
  • お釣りの渡し忘れ
  • 会計を優先
  • 知り合いこそ注意

レジ誤差が起きるのはこの5つの場面です。どのようにレジ誤差が発生するのか順番に見てゆきましょう。

受け取りのミス

お札の枚数は間違っていませんか。

一万円札はクリップなどで挟んでおきます。まれにお客様と1万円を出した出さなかったで、押し問答になることがあります。

硬貨の種類は間違いないですか。100円玉と50円玉。10円玉と外国硬貨。間違えやすいです。

硬貨の枚数も注意です。1円玉が多くありませんか?硬貨の下に別の硬貨が入っていませんか。平たくしてください。

入力のミス

レジへの金額入力とクレジットカード端末や図書カード端末への入力が間違ってされてしまうことがあります。

レジで935円なのに端末には953円という具合に一部数字を逆さまにしてしまうのです。

にんげんだもの。入力間違えがあります。間違う可能性があるという前提で入力しましょう。

クレジットカードはレジと連動されていても図書カード端末は独立していますよね。

必ず、レシートと引き落とし控えの照合をしてください。

ここは書店ならでは注意点です。

お釣りの渡し忘れ

これが一番原因として多いです。

お札の枚数は間違っていませんか。書店の中は乾燥していることが多いです。過剰に渡さないように。

硬貨の種類に間違えはありませんか?ドロアーの50円玉に100円玉が紛れ込んでいることもあります。目視で確認の上、返しましょう。

会計を優先

お釣りのお渡し忘れは、レジ処理の順番が混同する時に起きます。

忙しい時こそ会計の処理を先に行うよう心掛けましょう。

お客様は、お買い上げと同時に、問い合わせ、受け取り、ラッピング・・・MIXで要件を言う場合があります。

そんな時は、慌てずに

「取り違えてもご面倒おかけいたしますので、お会計から順をおって承りますね。

と会計を優先しましょう。

慣れると、会計・ポイントカードの有無・カバー掛け・ラッピング同時進行でできなくもないですが、会計優先の原則を守った方が無難です。お釣りのお渡し忘れを誘発するのです。

現金・金券を受領し、レジに打ち、会計して、お釣りを返す。

そのあとでカバー掛け・ラッピングと余裕を持ちたいものです。

また大量購入の場合に生じやすいのが、上段バーコードと下段バーコードの読み込ませ違いです。

バーコードは上段がISBN書籍の固有番号で下段が値段で構成されています。

上段で400円のコミックを読み込こんだとして、下段で別の本(例えば1,500円の本)の読み込ませると、1,500円でレジは認識してしまうのです。

これは誤差として、表面に出てこず、後になってお客様から。

「会計が違うのではないか」申し出があって発覚するものです。

大量購入時には、気を付けたいです。

知り合いこそ注意

最後に気を付けたいのが知り合いやスタッフの会計です。

ついつい話しながらの会計になります。すると、不思議とお釣りの渡し忘れが発生しやすいのです。

僕自身2回やっています。すみません。

まとめ

現在レジの自動化が進んでいます。

ちょっとしたスーパーでも、そうなっています。

書店も大いに導入してほしいのですが設備投資を怠る業界はなかなか変わらないでしょう。

朝礼夕礼で

レジ誤差が起こりやすい5つの場面

受け取りのミス 入力のミス お釣りの渡し忘れ 会計を優先 知り合いこそ注意

これを強調して伝えると効果が出ます。

個人的な体験ですが、

開店したばかりの店で、2週間同じことを言い続けたところ

毎日当たり前のように発生していたのが、ピタリと止まりました。

あなたのお店でも実施してみたらいかがでしょうか。

精神論ではなく、原因を認識させるのが改善への鍵なのです。 

書店でなくとも使えるテクニックです。

今日はここまで。

お読みいただきありがとうございました。

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