ワンピースの新刊の売上数で店の最大集客数が分かる│衰退の一因は取次のケア不足?│サイン本商法│みお○く○ への忖度  ほか Twitterまとめ

Twitterまとめだよ!

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今回は4月19・20日分です。

ワンピースの新刊の売上数で店の最大集客数が分かる

この応用で、本屋大賞作品、教科書ガイド、「一切なりゆき」のような各ジャンルで相当数売れた本を元に、初回発注数の目安を立てることができる。故に過去データは重要です。

大型商品が発売される。これは仕掛けたいなという本が発売される。そんな時。どのくらい発注したらいいか迷います。

入荷した本を気合で売り切る。というのも一つの手ですが、外した時、出版社に対して申し訳ないですよね。

そこで、おおよその目安を過去のヒット作から割り出すことが出来ます。

コミックであれば「ワンピース」

文芸であれば「本屋大賞受賞作」

といった具合に、各ジャンル年間で最も売れた、最大冊数に対して

何パーセントぐらいの入荷にするかで、目安を立てることが出来るのです。

求めるものが急に変わることはありません。来店客数が大きく変動することはありません。

前に話題になったものを買った人が再び話題の商品を買うのです。

過去のデータで注意が必要なのは、自店のデータでということです。

全国的に売れているから、系列店で売れているからというデータにはブレあります。

店舗によって環境は異なります。同じ環境である自店がいいのです。

よって、過去の売上データは引継においても有効なのです。

必須と言っていいでしょう。

あなたのお店は出来ていますよね?

書店の衰退がなんとか、という記事を良く目にするが、衰退の一因は取次の人的資源の枯渇、ケア不足の影響もあるんじゃないか、と疑っている。

それは、本を読まなくなった、人口が減った、老眼が増えた、等々ありますが、

職人的書店員が減った(非正規での運用が増えた)

不景気な話が多いです。

それも要因だと考えます。

人的な余裕があれば、本部主導ではなくその土地土地にあった本を並べることができます。

かつては取次さんの来店頻度が多くケアがされていました。顔が見える関係でした。

昔はよかったという話ですが、残念に思うのだな。

取次が果たせる役割としては、データを持ってもらう。入手困難な書籍を融通してもらう。

それ以外に色々な使い方があるのですが、取次の人員削減やお店側の頻繁な異動で、取次の活用法が継承できていない。昨今の不景気な話は取次のパワー不足も原因ではないかと感じます。

古参社員にむかし取次さんはどんなことをしてくれたか、聞き出してみてはどうでしょうか。

サイン本商法

サイン本。リアル書店がWEB書店に勝てる武器の一つです。

出版社を通してサイン本を調達する方法もありますが。書店員と著者が個人的に仲良くなってサイン本を作ってもらう方法もあります。

ただし、その場合著者さんは自分の本がどの程度売れるのか正直に書店に聞いたほうがいいでしょう。

サイン本は返品できないので、過剰に生産してしまうと不良在庫になってしまうのです。

著者さんとしては、面白くない話かもしれませんが、人気投票みたいなものなので、ここは耐えてください。

これは、僕の経験ですが、サイン本たくさん売りました。

近所に住んでいた著者さんに定期的に作っていただき、それをSNSに掲載し、そのことを著者さんのSNSでも告知してもらいました。

注文がコンスタントに入り1タイトルを200~300冊売りました。

もちろん単店舗日本一です。

買う側としては、Amazonで買うのと同じ値段でサインがついてくるなら、そちらに流れるのですね。

意外と、お店の近くに作家さん住んでいませんか?仲良くなって、活用しない手はありません。

きっかけはSNSにDMを送るでいいのです。

WEBで販売するのは、WEB使用料や送料がかかりますが、それでもAmazonに一矢報いたいではありませんか!

2,3年同じ店舗にいれば、表紙を見れば基本何冊売れそうか予測が立つ。その作品が持つ基礎数に対して、初速の強さ、広告の度合い、世間の取り上げ方、展開できるスペースを加味すれば凡その着地点が分かる。

表紙を見れば、売上はなんとなくわかります。この手の本をお店のお客様はどの程度買うのか過去の売れ方を把握しておけば、類似のケースはこうなるだろうなと分かるのです。

過去のケースを基礎数として

1週間での初速

広告が打たれているか

展開するスペースを増やせば売り上げが倍化するか

POPを立てようか

値段はどうか

類似環境下の僚店での動きはどうか

いろいろ考えることが出来るのです。つくづく商売は算術ですね。

ただしこれは2,3年継続して同じお店いるから出来ることです。

異動が頻繁なチェーンはそこのところ、分かってないのだよな。妙ちくりんな異動は、人と店とお客様を不幸にさせるだけなのです。

個人的な体験ですが、ある書籍の案内を頂いて、注文用紙を見ながら。

「うーん、これは頑張って10冊ですね。」

「いや、もうお少しいけませんか?」

「いやね、変化球過ぎるのですよこれ。だいたいね。このジャンルに興味のある人で、しかもピンポイントにこれ。というのは市場自体が少ないのです。だから10冊。」

とか、やり取りをしていたら、だんだん怒り出したのですね。熱心な営業さんだ、ならば10冊という根拠を書店員としての経験からその理由をゆっくり教えようじゃないか、と構えたところ。

その方、出版社営業さんじゃなくて著者さんだったのですね。

自分の子のような作品をせいぜい頑張って10冊だなんて言われれば、気分悪くしますよね。

ちょっと失敗でした。言い方ってありますよね。

けど、やっぱりその本、半年で10冊しか売れませんでした。

自分の選定眼にまたしても自信が付くエピソードでした。

みお○く○ 映画が決まって、発表がされた直後の大量の送り付け。 そんな忖度をしてるから業界は変わらない。

大量の文庫送り付けに驚きました。いつ映画化と見れば1年後。オーナー企業の書店多いですが、出版社もまたしかり。オーナー出版社がほとんどです。

こういうことが他でもあるので思いやられます。

ええ、3分の2は即返品しましたよ。

返品率がどうの言うのであれば、こういう送り付けから忖度なしにしませんか?

・・・と、過激なことを考えている僕のTwitterをちゃんとフォローしているK川H樹事務所。

偉いな。寛大だ。きっと、出版社側も薄々同じこと感じていたのでしょう。

ある程度の規模の店なら、やり方次第で単店舗で、仕掛けた本の売上数日本一を取ることも不可能じゃない。 そうやって、自信をつけてゆく。

記録は破られるためにある。前年のデータを参考にしつつ、打ち破ることが出来るか。

売れるものが売れるのは当たり前で面白くないが

売れなかったものを創意工夫で売るというのが面白い。

自分の腕で仕事をしているという気になるのです。

その仕掛けにお客様が売上で答えてくれる。これ、商売冥利に尽きますね。

仕掛けたやり方を覚えれば、それを横展開出来て、それが店の繁栄につながるのです。

その為には、どんな新刊があるのか知り、それを追加で引っ張っぱることができる出版社営業さんとの関係、消費者心理を読む力。

そう。個々の書店員はマーケティング職なのです。

このブログをはじめて参考になればとブログ講座の動画をよく見ているのですが、

バズる記事 SEO的に正しい文章

というのはリアル書店における

バズるPOP バズる展開

と重なる部分があるなと感じています。

いかに検索されアクセス数を増やすかという、ブログの命題に対して

リアル書店は

いかに視覚で認知され、手に取ってもらえるか。これが命題です。

そういう意味で、達人書店員は、ブログの達人にもなれるのではないか、そう夢想するのです。

おお!これぞ高等戦術の一つ。 減らして飢餓感ではないか。

ただ、うずたかく積むのは、ダサいのですね。

お客様もまだあると、安心してしまう。

昨年、一時的なトイレットペーパー不足がありましたが

イオンさんがトイレットペーパーを大量在庫している画像がバズりました。

狼狽買いさせないために、たくさんあると見せ購買意欲を減退させるのです。

同じく、思ったほど動かない平積み書籍を一時的にストッカーにしまい少なく見せる。このやり方はありなのです。

もちろん、それでも売れなければ

返品すればいいのです。

今日は、こんなところで。

ここまで読んでくれてありがとう。

おしまい!

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