元採用担当者が教える!書店で働きたい人がアルバイト面接でやってはいけないたったひとつのコツ

読書・雑記・書店員お役立ち

書店でのお仕事

最新の書籍に囲まれ

お客様に最良の本を提供する。

まだ見ぬ新刊の案内を書店営業さんから提案を受け

時に仕掛け。大きな成果を作る。

む・ふ・ふ

俺は平台と棚を支配しモノ・・・になるんだ!

わくわくしちゃいますよね。書店での仕事。

そんな場所で働きたい。

けど、どうしたらいいの?

採用担当をしていた、私がそのコツを教えちゃいます。

【結論から言っちゃいます】

面接で、本が好き好きオーラを出し過ぎないことです。

出しても好きぐらいで、好き好きはNGです。

え!東野圭吾も池井戸潤も三島も太宰も好きなのに

この間、本で床が抜けたのに!

であったとしても、くれぐれも

面接で、本が好き好きオーラを出さないことです。

【書店・本屋のバイト採用側が考えている事】

なぜかというと

採用されたとしても

必ず文芸書に配属されるわけではありません。

容姿がいいためにサービスカウンター

ガタイがいいから、仕入れ・返品担当ということもあるのです。

なので、その好き好きを叶えてあげられないな、と面接担当が引いてしまうのですね。

【自己紹介】

申し遅れました

私 メカ書店員と申します。

10年以上書店業界にいます。

経験してきたことは

  • 旗艦店
  • 新店立ち上げ
  • 書店外商
  • 管理職
  • 本部
  • 都会の店舗
  • 田舎の店舗
  • 本のないお店

と様々な場所を経験してきました。

その中で、アルバイト採用にも携わっていました

その経験から

こういう人なら採用というコツをこっそりお伝えしちゃいますね。

なお、書店で働くことについて

タウンワークさんの記事が良くまとめられています。

本屋のバイトって実際どうなの? 仕事内容・時給・シフト・メリット・デメリット・体験談なども紹介|#タウンワークマガジン
アルバイトの中でも人気の高い本屋のアルバイト。特に本好きな人にとっては、とても魅力的な仕事なのではないでしょうか。この記事では、実際に本屋で働いたことのある人の体験談を交えながら仕事内容や時給、メリット、デメリットなどを紹介していきます。【タウンワーク】はアルバイト・バイト・社員・パート・派遣の仕事/求人を探しを応援し...

なるほどな、と納得です。

  • メリット
  • デメリット
  • ギャップ             

その通りだと思います。

以下は、これをふまえての

採用する側の視点はどうなっているのか

お伝えいたします。

最後まで読んで

憧れの

平台と棚を支配しモノ・・・

になりましょうね。

【書店のバイト面接で、あれ聞かれないの!】

面接の傾向として、本人の思想信条に絡む質問は禁忌とされる傾向があります。

まさか、という方はこちらをご覧ください。

厚生労働省のサイトからです。

公正な採用選考の基本

公正な採用選考の基本|厚生労働省
公正な採用選考の基本について紹介しています。

抜粋しますと

(3)採用選考時に配慮すべき事項

<b.本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)の把握>

・宗教に関すること

・支持政党に関すること

・人生観、生活信条に関すること

・尊敬する人物に関すること

・思想に関すること

・労働組合に関する情報(加入状況や活動歴など)、学生運動など社会運動に関すること

・購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること

・購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること!!

好き好きを伝えたくても、聞かれないのですね。

聞かれたとしても

どんな作家、本が好きとピンポイントではなく

普段どのような本を読んでいますか、とやんわりジャンルを聞かれる程度です。

逆にどんな本が好きなのか

ガッツリ聞いてくるのは、公正な採用選考について勉強不足な書店だと思います。

そういうところは、のちのち有給の付与、時間外労働などルーズかもしれませんね。

【バイト面接では、どんな質問がされるのか】

「当店を利用したことがありますか?」

というのが、ガチです。

これを聞く裏の意図は

店の空気感を知って応募か、ただ何となくなのかふるいにかけるためです。

当然、「利用しています。」と答えるのが吉です。

「ご利用ありがとうございます。」

と場が和んだところで次に

「通学やお買い物でですかね。」

と、さりげなく聞いてきます。

意図は、通いやすいかという点の確認です。

店舗の近場であればあるほど、高評価なのです。

近くだと交通費をたくさん渡さなくていいし

急なヘルプにも来てくれるのかも、朝早く来てくれるかもと採用する側は考えるのです。

採用されるためのアピールポイントは近くに住んでいること

だったりするのです。

ちょっと、がっかりですよね。

たくさん本を買っているのに。

読んでいるのに。

【バイトを採用する側が考えている事】

ちょっと立場を逆にして

あなたが一緒に働くひとを募るならどのような人と一緒に働きますか?

どういう状況の時にアルバイト募集をするでしょうか。

答えは単純明快。誰かが辞めたからです。

書店はリアル店舗を通じた接客業です。その穴埋めが求人なのです

見ているところはまずお客様への人当たりです。

書籍に詳しいかどうかは二の次。

一番恐れているのは、いったん採用して、想像していたのと違う!とトラブルが起きることです。

店舗は、レジカウンター数・各ジャンル数から、朝何人、中番何人、遅番何人と最低限必要な人員を決めています。

既存メンバーが抜ける、また抜けることが分かった時、穴が開く。困る。

それをふさぐためにアルバイト募集をかけているのです。

そう、欲しいのは、シフトの穴をふさぐ人材です。

時間に融通が利く、シフトに穴を空けない人です。

この考えを逆手にとって、単純に採用確率をあげたいのであれば簡単です。

朝でも、夕方でも、深夜でもいつでも入れますよ。と宣言すれば

採用側はどこの穴でも埋めれると、喜んで採用したくなるのです。

また書店ならではの傾向として、週3日よりも週5日勤務を重宝します。

扱っている物が本なので、入荷のたびに変化があります。

情報の引継を考えると、日数多く入れる人を採用したいと考えるのです。

さらに、

できれば忙しい土日出勤できる事。

学生が休みがちな、テスト期間・夏休み・冬休み・里帰り期間

年末年始出勤できる事。

短期ではなく最低3年はやりたい、と履歴書の自由欄に書けば

ほぼほぼ採用ではないでしょうか。

諸般の事情で、すぐに働かなければ、という方はこのテクニックが使えます。

ぜひ、試してみてください。

まぁ、差し出せる時間の自由度が高ければ高いほど採用されやすいというのは

書店に限らず、どの接客業でも同じことですね。

【書店・本屋で棚いじりを仕事をするために、知っておきたいコツ】

とはいえ、そこまで平伏できないし、使える時間はそんなにない。

それでも

俺は平台と棚を支配しモノ・・・になるんだ!

ということであれば、コツがあります。

これは、とある書店のアルバイト募集要項です。

勤務曜日・時間

〈1〉9:30-17:00(実働6:20)週4-5日

※土日どちらか勤務できる方

※月火勤務できる方

※週20時間以上勤務の場合、社会保険加入

〈2〉17:00-21:20(実働4:20)週3日

書店らしい棚をいじることが出来る仕事は〈1〉です。

この時間帯の募集の主な仕事は

朝の荷開け、新刊の品出し、補充分の品出し、レジ担当です。

はじめはレジに回されるでしょうが、

やがて、ジャンルのサブ担当、やがてメイン担当

幸いお仕事が肌にあい、成果を出し続けば、契約社員→正社員という道がある採用枠です。

〈2〉についてはレジ要員。週3日が示すように、学生・ダブルワークを念頭に置いた募集です。

レジ打ちのお仕事であれば、書店であってもなくてもいいような感じしませんか?

書店で働く喜びとは

  • 自分でフェアを作れる
  • 売上を作る
  • 出版社に一目置かれる

であって

レジを打つことではないと思います。

本屋にお仕事するのであれば棚を触りたい、自分の棚を持ちたいですよね。

あなたの

9:30-17:00 週4-5日

を差し出すことで可能になるのです。

【書店で働きたい学生にとって不都合な事実】

逆に言えば、9:30-17:00 週4-5日

を差し出せない立場、例えば日中別の仕事がある、学校に行かなければならない。

という方は、なかなかイメージする仕事をするのは難しいと思います。

レジだけでも、売り場に詳しくなれますが、棚を作って、フェア企画して、となると正直難しいです。

そう私は思います。

【主婦・主夫・フリーター・夜間学生にとって自分を発揮する職場】

一方、9:30-17:00 週4-5日を差し出せば

いわゆる、書店員の仕事にありつく可能性は高いです。

【まとめ】

俺は平台と棚を支配しモノ・・・になるんだ!

ということであれば

人当たりのいい、爽やかな身なりをし

ハキハキとした受け答えを心掛け

(これは、どこの面接でも同じですね。)

本について好き好きオーラは、この時だけは自重

最後に、あなたの9:30-17:00 週4-5日を差し出せば

きっと叶います。

簡単でしょ。

【最後に】

さて、書店にて働くことが出来たとします。

けど、書店で働くことが目的ですか?

違いますよね。

書店員という、職業を通じてやりたいことをする

  • 本屋大賞投票
  • 仲間を見つける
  • 作家と知り合う
  • カリスマ書店員として新文化に載る

等々仕事を通じて人生を充実させることですよね。

面接で書店アルバイト採用される。

それは

平台と棚を支配しモノ・・・への序章にすぎません。

ようこそ書店へただ業界は依然として困難です。

その伴走者として

いかに繁盛を作り出すか

簡単ですぐできちゃうコツを

私は発信を続けてゆきたく考えています。

多くの人の自己表現・自己実現の場所として書店が存続し

いつまでも希望の場でありますように

知恵を絞ってゆきます。

弊ブログ引き続きご愛読いただけると幸いです。

Twitterもやっています。

メカ書店員 #繁盛への道 #書店あるある 棚再生請負

コメント

  1. […] 関連記事 書店で働きたい人がアルバイト面接でやってはいけないたったひとつのコツhttps://mecha-books.com/book-opinion00/ […]

  2. […] 以前書いた、棚と平台を支配するアルバイトになろうの続きです。 […]

タイトルとURLをコピーしました